菌糸ビン作製プロジェクト2

菌糸ビン作製プロジェクトの続報です。

現在、菌糸培養中ですが、その経過をまとめてみました。

【殺菌】
殺菌は間欠殺菌と呼ばれる方法でおこないました。
まず100℃で1時間殺菌をおこないます。
これを3日にかけて3回繰り返しました。
また1回、2回目の殺菌後、釜が冷却したところで、
約30℃の環境で保管し耐熱性のある雑菌の胞子の
発芽を促します。
生き残った雑菌も発芽させることにより、熱に弱くなり
2回目の殺菌でほぼ殺菌してしまいます。
3回目の殺菌は念のためおこないます。

【植菌】
そして1日放置し、ビンが完全に冷却した後、
植菌作業をおこないました。
植菌作業も衣装ケースを加工する簡易無菌室
でおこなう方法などが紹介されていましたが、
うちでは浴室を利用する方法によりおこないました。
浴槽に湯を張り、湯気を充満させ30分ほど放置
させることにより、空気中の雑菌胞子やほこりを
水滴に吸着させて取り除きます。
もちろんアルコールによる清掃やアルコールランプ
によるこまめな殺菌は必要です。

【培養】
そして約10日間培養したのが、下の写真です。
A添加剤(左から7%,10%,13%)
過去の文献などに載っている鉄板と思われた添加剤でしたが、
菌の廻りが遅く、使えそうにありません。
R0020107.jpg

B添加剤(左から5%,7%)
こちらはAよりもたんぱく質含有量が多い添加剤です。
ここにきてガンガン伸びてますが、菌糸がしっかりと廻るには
4週間くらい掛かりそうです。
R0020108.jpg

今回の試作で思った以上に菌の廻りが遅い事が解りました。
何とか今年の幼虫投入時に、他の菌糸ビンと比較したいので、
来週から投入用に再仕込みをおこなう予定です。

改善点としては、培地の上に載せる種菌の量を少し多くするのと、
菌糸の真ん中に開ける穴が小さくて種菌を余り中に入れられなかった
ので、この点を改良して菌糸の廻りを少し早くしたいです。

そして今までは幼虫を大きくための添加剤を考えて来ましたが、
幼虫を元気にする添加剤を少し入れてみようかと思います。
もちろん何が幼虫を元気にするかなど解らないので、
人間基準で考えます。人間が食べて疲労回復したり、
元気になると言われているものを少しだけ
入れたビンも作ってみようと思います。







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お久し振りです。 5種類も試されるのですね! 凄過ぎますよ。 早く菌糸回りが、良くなる事を願います。 それにしてもすげいや~

Re: タイトルなし

マスオさん、こんばんは。

今のところ、2種類の添加剤を試す予定です。
3条件で24ビン詰めたところでオガが無くなりました(汗)。
このあとどうしようかな(笑)。
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